学習

学習の方法論を再定義する。

「あなたは月に本を何冊読みますか?」というアンケートでは、約半数の人が「一冊も読まない」と答えているそうです。

又、ビジネス・パーソンの日々の勉強時間は平均で3分間だそうです。

これらのデータから言えることは、自分の仕事のためにまとまった時間を学習に充てることを決意し実行すれば、あなたは上位数パーセントのピラミッドに入れるということです。

「わっきー」という情報起業家がいるのですが、彼は月に100冊、本を読んでいるそうです。

いかに時間が自由になるとはいえ、月に本を100冊読むのは大変だろうな、と考えていました。でも、世の中には速読や、フォト・リーディングという本を速く読む技術がありますので、彼はそうした手法を使っているのかもしれません。

最近は音声ファイルを使った教材も多いのですが、これを1.5倍や2倍のスピードで速聴出来るとしたら、効率がだいぶ変わってきます。

僕は10代の頃にある宗教家の書いた本を読んだのですが、その中に、「毎日1時間読書をする習慣を30年続ければ、その人は人前で講演をすることが出来るようになる」すなわち、一角の人物になれるという趣旨のことが書いてありました。

勤労者の半数は本を読む習慣が無いのですから、毎日1時間本を読めば、一角の人物になれるという意見にはある程度同意出来ます。が、このアドバイスに従っていると、結局成功するのには30年かかるわけです。

ネット・ビジネスに本気で取り組めば、成功するのに半年かからない、と言われています。(この話は途中で諦めて脱落していく人達は除外しています)

僕はドラッカーという経営学者の本が好きでよく読んでいました。ドラッカーの本は今でも十分役立つと思いますが、それだけでは不十分だと最近は感じています。世界は時々刻々と動いているからです。