仕事

仕事能力をアップするには

「仕事力をアップする」というテーマの本が置いてあるかな、と書店に行って探してみると、まああるわあるわ、これでもかというぐらいに置いてあります。
仕事力は収入に直結する能力なので、人々の関心も高いのでしょう。女性にとって美容とダイエットが永遠のテーマであるごとく、働く人にとって仕事力も永遠のテーマなのです。

もし私が「仕事力を上げるにはどうしたらいいですか?」という相談を受けたとしたら、一つにはドラッカーの本を読むこと、そしてもう一つは、インド式算数を練習すること、と答えます。

ドラッカーは「マネジメント」という学問のカテゴリーを創始した経営学者です。組織で働く人、企業、官庁、軍隊、教会、プロスポーツチームの運営者、オーケストラの指揮者まで、およそチームで働いている人には世界中で読まれています。
ドラッカー曰く、「平凡な人が非凡な成果を得るにはマネジメントの技術を応用すれば誰でも等しく結果を出せる。生まれつきや才能は関係ない」、と。
そして、「リーダーシップとはカリスマ性ではない」という言葉を残した人でもあります。

インド式算数は2007年頃に流行ったのですが、2桁の暗算や、3桁どうしや5桁どうしの計算を紙を使って解く、というものです。
読書が好きな人は気をつけないと、数学的センスを身につける時間を惜しむあまり、そちらの能力があまり開花しないおそれがあるのですが、計数能力も筋トレと同じで、心がけていると、いくらでも鍛えることが出来ます。

一日30分ドラッカーを読み、30分インド式算数をする。3ヶ月続けると、あなたは別人になっていることを実感するでしょう。