思想

龍づくし

昨日は西東京市の田無神社で参拝し、今日は埼玉県坂戸市にある聖天宮という日本国内最大級の道教寺院を参拝しました。

田無神社は五色の龍が祀られていることで有名であり、聖天宮は五千体の龍が集結していると言われています。

ここ数年、開運するためなら悪いこと以外は何でもやりますということで様々なパワースポットを訪れているのですが、今回は龍ヴァージョンです。

龍は色によって個性や役割が違うそうですね。

金、白、黒、赤、青の龍が存在し、人によってはこれらに銀龍を加えて六龍として分類する人もいます。

あと、指の本数によって位が違うそうで、一般的な龍は三本指で、それより少し位が高いと四本指、一番偉いのは五本指の龍だそうで、中国では皇帝か、もしくはそれに準ずる立場の人を加護する龍なのだそうです。

東洋では神の御使いですが、西洋では邪悪な存在とされており、「ドラキュラ」という言葉は「龍の子」という意味だそうです。

そして東洋の龍は原則として翼はありませんが、西洋型のドラゴンは翼が生えています。これも大きな違いです。

龍な関しても様々な書籍が刊行されておりますので、興味のある方はいつか私と語り合いましょう。

聖天宮は、台湾で貿易商を営んでおられた康國典大法師が、40歳の時に不治の病に罹り、道教の神様である「三清道祖」に救いを求めたところ奇跡的に完治したそうです。そこで感謝の意を表し、同時に万人が道教の救いに縁を持つことが出来るように道教寺院の設立を決意したのですが、神様のお告げによると緯度経度まで指定されたそうで、生国の台湾ではなく、埼玉県坂戸の地に建立するように、とのことでした。
設立当初は若葉駅も無く、15年の歳月をかけて整地したそうです。