仕事

SMARTゴール

『自律型組織をつくるマネジメント変革』(現代書林)の著者、菊池裕太氏によりますと、仕事の目標設定のフレームワークとして活用出来るのが「SMARTゴール」だそうです。

①Specific(具体的で)
②Measurable(計測可能で)
③Achievable(実現可能で)
④Relevant(関連性があり)
⑤Time-bound(時間的な制約がかけられている)

の頭文字をとったものです。
「当たり前ではないか」と言われればその通りで、当たり前です。
しかし、それが頭に入っている人とそうでない人では明確な違いが現れ、5年、10年と経過すると、その差は歴然としたものになってくるでありましょう。

ミーティングでの今日の目標をメンバーが発表する時、「頑張ります」を目標として掲げるのはダメである、とよく言いますよね。

頑張るのは当たり前で、何をどう頑張るのかが明確ではないから。
計測が可能で実現可能性があり、尚且つ時間的な制約がある、というのがプロの仕事です。
当たり前のことを当たり前に出来る人というのは、案外少ないものです。
逆に言えば、当たり前のことを当たり前に実践出来るのであれば、その人は大成する、と言えます。