学習

「問い」の力

キャリア・コンサルタントの大島祥誉氏は、『マッキンゼーで叩き込まれた「問い」の力』で、人類は「問う」ことにより、文明を発展させてきた、と主張しています。

どうすればもっと豊かになれるのか。

どうすれば幸福になれるのか。

そもそも、自分にとっての幸福とは何だろうか。

というような、様々な問いです。

事業で言えば、ドラッカーは、「その仕事をしなくても構わないのならしない」という仕事の必然性についてまで問うています。

不採算事業からは撤退する、という論理ですね。

白いカップを売っているメーカーがいるとして、白いカップがどうすればもっと売れるのかをコンサルタントに依頼したとします。

白そのものを売ろうとする目標に正当性はあるのか、ということです。

ユーザーは他のカラーバリエーションを探しているかもしれない、ということ。