企業

財閥の研究

何故、財閥について書いているかというと簡単な話で、書店で『三菱・三井・住友「三大財閥」がわかる本』(三笠書房)という本を買ったから。

これら三大グループの総売り上げは日本の名目GDPの四分の一になるそうで、私達は日々、これらの企業と共に人生を歩んでいるにもかかわらず、意外と財閥について知りません。

関心もない。

何故かというと、戦後GHQが「財閥解体法」という法律に基づき、財閥を解体したからです。

戦争を推進した原動力の一つと見なされたのですね。

解体されるということは、何かしら悪いことなのだろう、という論理です。

この辺が日本人が思考停止していると私が感じている所以で、それがダメならGAFAだってダメだろうっちゅう話ですよね。

フェアな商売をしていない企業はダメだろうけど、お金と権限が集中するのはダメっていう論理なら、アマゾンだってダメだろうと思いますね。

「お金が無い」と言って悩んでいる人も多いけれど、「だったら稼げはいいじゃん」って話ですよ。

誰も稼いではいけない、とは言っていないのだから。