思想

カタカムナ文明

私達が学校で学んだ歴史によりますと、歴史というのはだんだんと発展していったものである、と教わります。江戸時代より明治時代、明治よりも大正、大正よりも昭和、そして平成、令和…と世の中は進歩してきた、と。
少なくとも、科学技術においてはそうである、というのが多くの人々の認識であると思います。
ところが、古代遺跡にはオーパーツなるものが時々出てまいります。
これは、その時代の出土品としては理解不能なものです。
例えば、古代メソポタミア文明の遺跡に、どうも今日でいうところの乾電池の原型のようなものが出てきたり、アフリカで20万年前の人工の原子炉のようなものが発見されたり、古代ギリシアでギアのような精巧な歯車群が発見されたり、調べると沢山あります。
マヤ・アステカ文明で飛行機のように見える翼をつけた物体の黄金の装飾品(?)も発見されています。航空力学の専門家の調査によると、その形の物体を現代の飛行機ぐらいの大きさで作成し、動力をつければ十分空を飛べる、という結論に至ったそうです。

弥生時代に日本では稲作が普及し、そのことにより飢饉以外の飢えから日本人は解放され、ゆえに弥生時代は縄文時代よりも進んだ時代であった、と長らく歴史学者は考えてきたのですが、どうもそうとも言えない、という歴史観が出てきているようなのです。
カタカムナという文字を使用していた日本人の原型のような人々がかつて存在し、彼らは製鉄の技術を持ち、独自の宇宙観を持っていた、と主張する人々がいます。それは縄文時代よりも前の時代だそうです。

1949年、兵庫県にて楢崎皐月が平十字からカタカムナ神社(現在、カタカムナを名乗る神社は存在していない。兵庫県の金鳥山にある保久良神社がカタカムナ神社のことではないかと推測している信奉者達が参詣に訪れるという。尚、保久良神社はカタカムナに関する声明を一切発表していない。)に伝わる古文書を写本することを許され、世に伝わっているカタカムナウタヒ、と呼ばれる80首の文章。その文字は、フィボナッチ数列のような渦巻状に綴られています。
古今東西の文章といえば縦書きにしろ横書きにしろ、一直線に書かれるのが当たり前でそれ以外の表記法なんて思いつかないわけですが、それが文字としての役割を果たしているとすると、現在確認出来ている地球上で唯一の渦巻表記法の文字です。

「常識って何だろう」と私は時々思うのですが、車にタイヤが付いているのは当たり前だと思いますよね。でも、他の星で自動車に該当する移動物体に動物のような「足」が付いていたらどうでしょう?実際、『スター・ウォーズ』には足が付いている移動機械は頻繁に登場します。原作者が、他の星の文明情報に基づいてそのような描写をしたのかもしれません。

追記。カタカムナ文明及び文字の研究からヒントを得て、図形の描かれたシールを患者に貼って直すというお医者さんがいらっしゃいます。(丸山修寛氏)
「シールで病気が治るんだったらいくらでも貼ったるわい!」と言われても…。
実際治るのだからしょうがないらしいです。