健康

心と健康

どれほどの財産を持っていたとしても、あるいはどれほどの地位や名誉を手にしていたとしても、健康で無かったら、人は幸福とは言えません。
財産よりも大切なもの、あるいは最大の財産は健康です。

健康に生きるためにはどうすれば良いか。生活習慣を見直すということも大事ですが、心のありかたを見直すということも重要です。

アメリカにエドガー・ケイシーという予言者がいました。ソ連が共産主義をやめて資本主義国になる、ということを予言した人です。
「ちょっと経済の知識があれば、それくらいのことは誰でも言えるだろう」という意見もあるかもしれませんが、やはりそれはコロンブスの卵なのでして、後からならば、どうとでも言えるのです。冷戦時代の両者の勢力が拮抗している時に、事の行く末を明確に予測していたことは刮目に値します。
ケイシーは相談者の深層心理や、その人の過去世の行為が、現在どのように影響しているかということを指摘し、改善を図りました。

ある男性が、ケイシーに、「私は水がこわいのです。海でも湖でも、水のあるところはどこでも恐怖を感じるのですが、どうすればこの恐怖心を克服出来るでしょうか」と相談に来ました。
するとケイシーは、次のように語り始めました。
「あなたは過去世において神父をしていたのですが、その時に、魔女裁判で魔女であると認定した女性を椅子に縛り付けて池に沈めるという刑を執行したのです。自分としては正義の行いであるつもりだったのですが、はたしてそれで良かったのだろうかという疑問と罪の意識がカルマとしてあなたの心に残りました。
まず悔い改めなさい。彼女に対して贖罪の気持ちを持つこと。そして、自分自身をも許しなさい。今回の人生において、神の御心に適った道を歩みなさい」、とアドバイスしました。
この言葉によって、相談に来た男性は水に対する恐怖の原因がわかり、克服出来たそうです。

ケイシーの思想や言行録は多数の書籍が出版されています。その膨大なリーディングの資料はエドガー・ケイシー財団によって管理されています。
もし興味がおありでしたら、そのような情報にアクセスすることをお薦めします。

最近、私が注目しているトピックに、「カタカムナ文明」というものがあります。
これは縄文時代以前に、日本に古代文明が存在し、その古代人達が残した「カタカムナウタヒ」と呼ばれる和歌があるのですが、カタカムナを応用して病気を治すと主張する人によると、患部に手をあててカタカムカウタヒの和歌を唱えると、病気が治るそうです。
カタカムナ人は図形のような文字を持っていたとされ、その文字が印刷されたシールを患部に貼る、あるいはカタカムナの図形の塗り絵に色を塗って病気の治療をしている医師がいます。それによって病気が治ったという報告が多数寄せられているそうです。

西洋医学の観点から言えば、「それで病気が治るのなら苦労はしないわい」と思えるのですが、西洋医学と利権というのは密接な関係にあるのでして、薬や手術以外ではほぼ治らないと大学の医学部では教えていますし、テレビや新聞も、ほぼその情報に追随していますが、これはほとんど洗脳に近い、と告発している医療系ジャーナリストがいます。

こうしてみると、まだまだ学びたい内容はほぼ無限にあり、今後とも精進してまいります。