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ティール組織

ティール組織とはキァリア・コンサルタントのフレデリック・ラルー氏が提唱した概念で、これまでの企業がともすれば人間の自主性や創造性を抑圧する組織形態であったことを批判し、「進化型(ティール)組織」に移行することによって企業人は働き甲斐や自主性と収益を両立させることが出来る、と主張しています。

大半の社会人はサラリーマンとして働きますが、何十年と勤める会社や役所が、自分にとって窮屈な場所に感じられるのであれば、その働き方ははたして当たり前なのだろうか、という根本的な疑問ですね。

そのような働き方をよしとしない人はフリーランスや自由業という職業を選択していくわけですが、それには相応の才能や努力が必要となるのでして、そうなれない人はどうすればいいのか。

ほぼ死語となっている言葉に「滅私奉公」という言葉がありますが、一昔前までは、滅私奉公を美徳としたサラリーマンは多かったように思います。

個人的には、100社あるうちの一つや二つは、軍隊のような厳しい社風の会社があってもいいのではないかと思うのですが、電通の新入社員が自殺したことを契機に、そのような仕事のあり方を見直そうという機運が高まり、今時はあまり流行らないのかもしれません。

フリーランスになりたい人にはそのような道を薦め、社内ベンチャーを立ち上げたい人にはそのような働き方を紹介したいものです。

あと、やはり大勢でワイワイ仕事をしたいという人も相当数いると思うので、そのような人々には、「この会社に入って良かった」と思っていただけるような会社を作りたいですね。

理想論かもしれませんが、理想を持っている人はやがてそうなっていきますから、理想を持つことはやはり大事です。