思想

マーケティングについて

『鬼谷子』(草思社)の著者である高橋健太郎氏の元に、読者からの手紙が届いたそうで、概ね好評だったのですが、「大変面白い書であることはわかったのだが、私達はその教えを日常生活の中で、どう生かしていけばいいのか?」という質問が、複数寄せられたそうです。

そこで、現代企業の只中を生きる登場人物が鬼谷子の教えを生かすとこうなる、という小説風の第二弾の書が『今日からヒラ社員のオレが会社を動かします』です。

何だか『サラリーマン金太郎』を思い出します。

元暴走族の金ちゃんは引退後、漁師をしていたのですが、大手建設会社の会長が遭難した際、7時間くらいかかって命を助けました。

会長は御礼に、「どんな望みでも言ってくれ。命の恩人の願いなら、何でも叶えてみせる」と言いました。

そこで金ちゃんは、「では、あなたの会社で働かせてくれ。一度でいいからサラリーマンをやってみたい」と言いました。

そこでヤマト建設に入社するのですが、何が出来るわけでもないので、最初は鉛筆削りを命じられ、一日中やっていました。

そこからスタートするのですが、最後は社長にまでなります。