仕事

仕事の断捨離

前回、仕事における変数を見つけたら、そこに注力すべし、というお話をしました。

しかし、その作業を続けていると、次なる課題が出てきます。

それは、「変数は管理しないと、どんどん増え続ける」ということです。

仕事というのは、意識して減らす努力をしない限り、どんどん増え続けるのですね。

書店に行くと、「できるリーダーはこれしかやらない」という「これしかやらない」シリーズというのがあるのですが、増え続ける業務を管理出来ない管理者(管理者なのに)に対する戒めとして、そのような本が売れているのでしょう。

安藤広大氏は、「社員の評価項目は最大5つまでとするのが望ましい。2つや3つでも、全く構わない」と説いています。

つまり、あなたの給料はこの項目によって評価されています、という内容を、社員が暗唱出来ないくらいに多く定めていると、何に注力していいのかがわからなくなるのです。

その場合は、大体自分でテーマを決めてますよね。

「俺はこれとこれをやる」というように。

仕事における変数を探したら、いらない変数を捨てるという作業が必要になります。

その過程で、「これだけは捨ててはいけない」ものが出てきます。

それを残して注力する。

この繰り返しです。