仕事

生産性

以前、ガレッジセールのゴリさんが「ゴリエのモーニング・ルーティン」という動画をアップされていた。

ゴリエという架空の女性キャラクターに扮して朝のお出かけ前の準備をドキュメンタリー風に撮るというもので、どうでもいいことに大真面目に作りこんでいるところが芸人さんとしてすごいなあと思ったのだが、ほぼ生産性はない。

先日、久しぶりにゴリさんの動画がアップされているのを見かけたのだが、テーマは「沖縄でレンタカーを借りる時の注意点」。

動画のテーマが進化しているな、と思った。

沖縄へ行ったら車に乗る人はほぼレンタカーを借りると思うが、沖縄特有の交通事情もあるようで、そういう動画があると助かる。

某有名YouTuberさんが、日本刀でペットボトル20本を一度でなで斬りにしたり、ボーガンから放たれる矢を皮手袋をはめて手で掴むという動画をアップされていた。

すごいなあと思ったのだが、こちらもほぼ生産性はない。

世界を股にかけて旅の動画をアップしているジョーさんや、電車の旅をレポートしているアンドロイドのお姉さんとか、旅行に関心のない人は見ないのかもしれないが、こういう動画は需要があるから面白い。

今、政治の生産性はどうしたら上がるのか、ということを考えている。

昔はおにぎりの中にお札が入っていたなんて伝説もあるが、そういう直接的な買収でなくとも、有権者に評価していただくためには予算をより多く獲得しなければならない。

よってお金が動くのでお金を集めなければならないという構造になっているみたいだが、もうちょっと何とかならんものかしらん、という批判は僕が子供の頃からある。

ただ…。政治家の苦労は政治家にしかわからないだろうな、と思う。

一票差でも勝てば議席につけるが、一票差でも負ければ議員にはなれない。

僕の知り合いの議員さんが、「私にはプライベートはない」と明言されていた。別に哀しむふうでもなく、それが実態であるということと、その世界で生きていくという覚悟を感じた。

多少お金がかかっても、世の中が良くなっているのなら、人はなんぼでもお金は出すものだと思う。

しかし、天変地異が続いたり、凶悪な事件が起こるようだと、「何か世の中が間違っているのかな…」と思う。

天の声を聴く政治家が出てくることを望む。