学習

賢くなるパズル

「宮本算数教室」主宰の宮本哲也氏は学研から「賢くなるパズル」を刊行している。

シリーズ累計300万部を誇る隠れたベストセラー教材である。

12年ほど前に私はかけ算中級編を購入し、最後まで解かずに置いていたのだが、最近また取り組んでいる。

このシリーズは主に小学生用だが、てんびん算や文章題を扱った教材もある。小学生用だからといって侮れない。

かけ算中級の7級を紹介すると、5×5の25マスがあり、1から5の数字がそれぞれ1数字ずつ入る。同じ数字は重複しない。

指示通りに当てはまる数字を入れていく。「5」と書いてあるマスは5だし、「6×」と書いてある2マスは2と3や、「12×」と書いてある2マスは4と3というふうに埋めていく。

だんだん難しくなっていく。

人類はホモ・サピエンスではなくホモ・ルーデンス(遊ぶ人の意)と言った人がいるが、遊びの要素って、実は最も大事なものの一つかもしれない。