政治

小泉家の因縁

消極的選択ではあるが、次期自民党総裁は小泉進次郎氏でいいのではないかという趣旨で投稿したら顔が腫れてしまって…。

上の歯が炎症を起こしているらしく、上唇と鼻の間がちょっと膨らんだような感じになり、烏天狗のような風貌になってしまった。

今日中に腫れが引いてくれるといいのだけど。

進次郎氏を支持するのはおやめなさい、ということなのだろうか。

進次郎氏の曽祖父である小泉又次郎はとび職から衆議院副議長まで昇りつめた人物で、「入墨の又さん」と呼ばれた。

壮士時代にはピストルを懐に三浦の街を奔走していたそうだ。

芳江という娘がいたが、その婿となるのが鮫島純也(すみや)、後の小泉純也(じゅんや)である。

純也は漁師の家に生まれた。

芳江とは駆け落ち同然の状態で結婚したが、又次郎から「代議士となるなら結婚を許そう」と言われ、実際に衆議院議員となる。

防衛庁長官を務める。

純也はカーチス・ルメイという東京大空襲を指揮し、後に空軍大将となる人物に勲一等旭日大綬章の授与に関与している。

航空自衛隊の育成に協力した功績を称えて、というのが授与の理由だが、当時の国民感情として納得しない人も多く、物議を醸す。

ちなみに天皇は勲章の授与に臨席していない。

在日朝鮮人の帰還事業を推進するが、「この世の楽園」という過てる情報を流し、北朝鮮に渡った人々を塗炭の苦しみに陥れる。

とまあ、これだけ書けば十分だろう。

進次郎氏は祖父の業績に対して、少なくとも公の場でどう思うかという発言をしていない。

反省や懺悔がないのならば、似たようなことをする可能性はある。

そういう家の人だということ。

そもそも総裁選の投票権は無いのだが、小林鷹之氏がいいことを言っているように思う。

「最後の自民党総裁選になるかもしれない」という危機感で臨むそうで、乾坤一擲の大勝負ですな。

御武運を。