随想

三鷹の森おそるべし

井の頭公園に行き、吉祥寺駅周辺を散策した後、車に戻るつもりだった。

しかし、車を置いた駐車場がわからなくなってしまった。

公園から少し離れたところに置いたのだが。

6時間ぐらい探しただろうか。

どうしても愛車に巡り合わない。

実家に電話して、「盗まれたわけじゃないよね」とは言うものの。

「盗まれたんじゃないの?プロならあったという間でしょう」

「取り合えず、警察に盗難届けを出しなさい」ということで、それからもしばし探したのだが見当たらず。

ディーラーにナンバーを聞いて、110番通報した。

ほどなくして警察官複数名駆けつけて下さり、後からパトカーも来てくれて、記憶を頼りにもう一度巡ってみましょう、ということで道を辿ってくれた。

無線が入り、僕の車発見、という一報が。

正解は、何度も往来した通りに面した駐車場ではなく、少し横道に入った駐車場に止めていた。

車内での警察官の対応は優しかった。

僕はお礼をしたいと申し出たのだが、笑顔で、それには及びません、とのことだった。

見知らぬ土地で車を止める際は、駐車場の看板の写真を撮り、手帳にメモすること。

ほぼ観光はしていないのだが、それなりに土地勘は養えた不思議な一日。