随想

それぞれの人がそれぞれの立場で見ていること

嵐ラストライヴの後には嵐が来る、ということで、何もこの雨の中に遠出でもなかろう、ということで午後からふじみの図書館へ行った。

読んだのは大下英二氏の『財務官僚秘録』、だったかな。

限られた時間なので最初のほうしか読めなかったが、消費税前の大型間接税を導入しようとして大平内閣が大敗した頃のこと。

間接税を推進しようとして担当部署の大蔵官僚達は徹夜作業を1週間ほど続けていた。仮眠時間は1時間のみ。

有権者から政治家に、「もし、そのような構想が実現すれば、先生のところにも使途不明の献金(いわゆる裏金)が来なくなりますよ」という進言があり、計画は頓挫した。

グリーンカードと呼んでいたが、現在はマイナカードとして実現。

間接税は消費税として実現。

この本は、財務官僚側の論理の擁護というか、そういう立場で書かれている。

小さな政府を実現するのが正義だと思っていた僕は、増税論者は悪人だと心のどこかで思っていた。

徹夜も続けると顔色が紫になってくるそうだ。

徹夜しようが何だろうが、ダメなものはダメでしょ、と言われればそうかもしれないけど。

官僚って、死後天国に帰れるのだろうか。

公のために命を削って仕事をしていた人は天国に帰れるし、そうではなく、悪しき心情で生きた人は地獄に行くのではないだろうか。

逆に、減税論者は天国に帰れるだろうか。

れいわ新選組とか、減税を訴えていたけれど。

こちらの代表はものすごく勉強しているなあ、とは思っていたが、実は有権者の話を聞くことは苦手、というか大嫌いという噂もあり。

遊説先で有権者に話かけられると、一応対話には応じますよ、という素振りはするのだけど、「ああ、すみません。代表、次の予定がありますので…」ということで話を遮り、代表を引き離すのが秘書の仕事、という説も。

民衆の味方、というイメージがあったのだが、意外とその心は地獄に通じていた、なんてオチにならなければいいのだが。