人物

一日一生

これは内村鑑三氏の書籍のタイトルである。

一校の教師だったのだが、卒業式で教育勅語の奉戴時に最敬礼しなかったという理由で解雇された人で、その後は在野のキリスト者として『聖書の研究』を発行し続けた。

日露戦争に反対する論陣を張り、注目された。

絶対的平和主義を唱えたが、自らは武士の末裔であることを終生誇りに思っており、魅力的ではあるが何やら矛盾のある思想家ではあった。

魅力的人物とは、時に矛盾に満ちた人物かもしれない。

一日が一生のつもりで生きたことが、幾日あったろう。

人生は短いので、時には偉大なる先達の言葉に耳を傾けるのも良いことだと思う。