人物

小なりといえども

トランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談はテレビカメラを前にしてのまさかの大口論となり決裂した。

ゼレンスキーさんて、なんか不器用な人なのかな…。

私も日本人なので、長いものに巻かれる時は躊躇しないというか、ここはトランプさんに全託して話をまとめてもらったほうが得策であろう、と考えるのだが、そうはいかなかったのだろう。

しかし、戦える人が最後の一人となるまで抗戦したとしても、その後はどうなるのだろうか。

万策尽きた頃にロシアがウクライナを併合しようとすると思うが、欧州各国の反応を見ると、おそらくロシアにすんなりとは渡さないであろう。

欧州の共同統治という形になるとしても、ロシアによる併合に対抗すると思われる。

となると、ウクライナ対ロシアという構図だったのが、ヨーロッパ対ロシアになるわけで、これはほぼ第三次世界大戦の構図に当てはまるであろう。

アメリカによる速やかな調停が望まれるが、その為にはゼレンスキー氏が先日の非礼を詫び、再交渉を願い入れるべきではないだろうか。

プライドと自国の命運、どちらが大事かということだが、いざという時にプライドを捨てることが出来る人こそ、本当の大物なのだろう。

日本なら和平とそこからの復興について、どのようなプランを持っているか、という言葉が浮かんできた。

米価の高騰や能登の復興すらままならない現状ではあるが、アメリカ主導の和平案でウクライナが納得しないのなら、日本ならどうするかという提案をいつでも出せるようにしておきたいものだ。