地理

江の島の謎

そもそも、何故「江の島」と呼ぶのか、という名称から始めたいと思います。

「江」とは、大きい川のことです。

長江や黄河のように、対岸まで4kmというような、非常に大きな川を連想します。

通常、日本に「江」とよべるような川は存在しないという認識が、一般的であると思います。

高根正教氏によると、江の島とは「絵の島」、つまり何かを模した島であると主張しています。

では、何を写したのか。

四国です。

四国も江の島も、足の無い女性の形をしているそうです。

江の島には洞窟がいくつかあるのですが、Y型の洞窟が一つあり、H型の洞窟が二つあるそうです。

Hが二つでダブル、ということはW。

YHWH、これはユダヤ教の神、ヤハウェを表しているそうです。

いやー、どうなんだろう。これが本当なら大変なことですが。

波による浸食で洞窟が出来たのであれば、入口付近が最も広く高く、奥に行くに順って徐々に狭く、天井も低くなるのが自然の摂理でありましょう。

しかし、江の島洞窟の形状はそうなっていない。

しかも、川原石と呼ばれる最奥部を封印していた石は、洞窟内部の石とは成分が違っていたそうです。

つまり、トラック4台分に相当したそれらの石は、誰かが外部から持ち込んだものです。

洞窟最奥部には、女性器の形をした磨石があるそうで、そして池もあるそうです。この池は肛門を象徴しており、つまり女体を表しているそうです。

磨石は川原石によって覆い隠されていたそうです。

江の島神社が創建されたのは西暦500年代ですが、それ以前から人々の信仰の対象であったことが窺い知れます。

役行者や空海、日蓮といった日本の宗教史を彩る錚々たる人達がこの地にて修行したのですが、江の島は今も、私達にインスピレーションとパワーを授けてくれる場所として、静かに佇んでいるのです。

生しらす丼はおいしいよー。