思想

週の始まり

タイム・マネジメントに関する著作を出版されている臼井由紀さんは、週の始まりを金曜日に設定しているそうです。
金曜日は自分への中長期的な投資の時間に充てる。
土日は趣味やプライベートの日。
仕事は月~水曜日で片づける。
木曜日はその週のスケジュールの進捗状況を確認する日。

このように定義することによって、仕事が非常にはかどったそうです。
臼井さんは会社の経営をしながら、複数の国家資格に合格しました。
さぞかし順風満帆な人生だったのだろうと私達は思いがちですが、若い頃にはご苦労もされたそうです。
33歳で経営者の妻となり、経営に関与するようになるのですが、それまでは経営書はおろか、本を読む習慣がほとんど無かった、とのことです。
仕事の交渉で他社に赴くも、先方からの質問に答えられずに帰ったことも幾度もあるとか。
しかし、そんな時はその質問を「宿題」として持ち帰らせてもらい、直筆の手紙でお返事を書いたそうです。
そんな努力が実り、現在では著者、講演家、経営コンサルタントとして大活躍されています。