思想

数字で考える

30000分の2000。あるいは3億分の2000万。

これ、何の数字かおわかりでしょうか。

3億は平均的サラリーマンが生涯で得る賃金です。

2000万は政府が推奨している老後のために貯蓄しておくべき金額です。

ちなみに、2000割る30000は、6.66……%です。

6.66%というのが気にはなるのですが、この数字をどう評価するか。

今、生涯独身という人も多いのですが、結婚することを前提として考えると、結婚して家庭を持って子供を育てて、となると、とてもそんなお金は残らない、という人も多いのではないでしょうか。

そもそも、人が一人生きていくのにそんなにお金は必要ない。600万もあれば十分です。という人もいるでしょう。

あるいは、5000万円あっても足りない、という人もいるかもしれません。

今、『数値化の鬼』という本を読んでいるのですが、著者の安藤広大氏は、仕事が出来る人は全て仕事を数字で考えている、と主張しています。

数字を持ち出すことを嫌う人というのは世に少なからずいます。

しかし、安藤氏は、それがそもそもの根本的間違いであると考えています。

会社を立ち上げて4年後にはマザーズ上場、そして2700社が数字によるマネジメント、「識学」を導入して業績を上げることに成功しています。