宇宙

時の始まり

(やあ、やっと私の本を購入して読んで下さいましたね。はじめまして、そしてありがとう)

私は本と会話が出来るほど悟りが進んではいないのですが、ゼカリア・シッチン氏の『彼らはなぜ時間の始まりを設定したのか』(ヒカルランド)を読み始めるにあたり、そのようなインスピレーションを受けました。

現在、シュメール語の文献を解読出来る学者は世界で200名ほどしかいないのだそうですが、ゼカリアはその筆頭と呼べる人物だそうです。(2010年逝去)

ゼカリアによると…というより、シュメールの文献によると、太陽系の惑星群が現在の軌道に落ち着くまでに、ニビルが地球(ティアマトと呼ばれています)と衝突を繰り返し、元々の下半分は粉々になり、火星と木星の間の小惑星帯(弾き出されたブレスレットと呼ばれます)となり、その時の衝撃でティアマトから分離した部分が月となったそうです。

ニビルが太陽系の星々に近づくにつれ、様々な現象が起きました。

天王星は横倒しになって自転するようになり、海王星最大の月であるトリトンの軌道は逆行し、冥王星の公転軌道は海王星の公転軌道の内側まで入るようになりました。

宇宙では、ある惑星が弾き飛ばされて宇宙空間を彷徨うという現象があるそうで、地球に衝突する前のニビルがまさにそうでした。

しかし、地球との衝突を経て、3600年周期で太陽の周りを回る「12番目の惑星(シュメール人は太陽と月も惑星群としてカウントしていました)」として、太陽系の仲間となりました。

次にニビルが地球に近づくのは、西暦3300年頃だそうです。

シュメール人は時間には始まりがあると考えていて、それは「天の戦い」、すなわち地球とニビルが衝突した瞬間から人間の概念である時はスタートしている、と考えたそうです。