学習

喋る量と聴く量

経営コンサルタントの山本大平氏はトヨタ勤務の後にTBSへ転職し、それからコンサルタントになったのですが、トヨタからは多くのことを学んだそうです。

トヨタでは会議でホワイトボードに書記が書いた内容をそのまま印刷して関係部署にて閲覧したそうです。

その内容を清書している時間が勿体無いからだそうです。

そこまで時間管理を徹底している会社なのですね。

又、トヨタでは会議で「口2耳8」と上司から言われたそうです。

他の参加者の意見を聴くことに重きを置け、ということですね。

喋るのが好きな人というのは、えてして一方的にまくしたてることが多いのだが、少なくとも会議においてはそれはよろしくない。他の人が持っている自分には思いもよらないアイデアを教えてもらい、情報を共有する。それが会議である、と。

さりとて、全く発言しないというのもいただけない。

発言しないのでは、何の為に会議に出てきたのか、その存在意義を疑われかねません。

会議における中道、というテーマがあるとすれば、何事もちょうどいいという塩梅が存在するのでしょう。

私達はちょうどいい塩梅で生きているでしょうか。